セイロン?
日本以外は。14%の減少は減り方ナンバーワンだ。1998年まで総数で首位だったのに今や5位。3位の韓国の半分にも届かない3万人割れである。国家的巣ごもり?
おとなしい化は新入社員の意識にも表れている。日本生産性本部の調査によれば、「食べていけるだけの収入があれば十分」と答えた新人が昨年、過去最高の47%に達した。出世についても「発揮した能力で評価され、同期入社でも差がつく職場」を好む若者が減り、「年齢や経験によって平均的に昇格する職場」を望む新人が過去最高(40%)に。年功序列派はかつて女子が圧倒的に多かったのだけど、昨年は男子が逆転した。
草食系だってよさはある。仕事人間でなくなるのも結構。なんだけど、オジサンが一生懸命、「新成長戦略」を書いている一方で、これからの主役が「そこそこでいい」では、日本経済、厳しくない?
どうするか。相撲の世界がヒントになるかも。ハングリー精神いっぱいで力のある海外の若者に戦ってもらうのだ。留学生を増やし、卒業後も活躍できる土俵を用意する。奨学金も弾もう。ガイジンだけ成功して、なんて文句言うようでは横綱も活気ある大相撲も期待できない。
地元のプレーヤーは目立たなくても世界の強豪が集まってくれればそれでよし。これをテニスの選手権にちなみウィンブルドン現象と呼ぶ。こっちは相撲だから両国現象。成長戦略の柱にしてみては。
by 05535
| 2010-01-22 14:05
| くっちゃ・なかじっきゃ・の話